会社情報ー社長挨拶ー

ご挨拶

代表取締役社長 関 裕之

エネルギー資源事業を取り巻く環境はこれまでにない程に急激な変化のただ中にあります。そして化石燃料に対する社会的価値観もまた大きく揺らいでいます。その事を否定するものではありませんが、わたくしたちの会社の社名にもある「石油」の重要性が一気に失われてしまった訳ではありません。人類の叡智が全ての人々を化石燃料から解放する時まで、天然ガスを含む広義の石油がわたくしたちの生活を支えていることもまた紛れもない事実です。その石油資源を探し出し井戸を掘削し生産し販売すること、それがわたくしたちの会社が携わっている事業です。

もちろん、わたくしたちの会社の企業価値もまた変化を免れるものではありません。わたくしたちの会社の前身であった「三菱石油開発㈱」は独立した企業として石油開発事業を行うために三菱グループ企業27社の出資により設立されました。2001年には三菱商事㈱の100%出資による子会社となり、専門的知見を活用して親会社の行う石油開発事業を支援する会社、三菱商事石油開発㈱に生まれ変わりました。そして今日、三菱商事㈱天然ガスグループの取り組む液化天然ガス(LNG)事業において天然ガス生産から液化設備までに広がる専門分野に対する支援、あるいは必要とされる定性的、定量的評価作業などを通して、事業価値を高めることを目的とする企業へと変貌しようとしています。しかし事業価値を見極める力そのものが変わることはありません。わたくしたちはまた、そのような眼力、胆力のある人材、プロフェッショナルを育てる組織でもありたいと常に考えています。

石油天然ガスを生産する事業や天然ガスを液化するLNG事業は、広い専門分野の力を結集して初めて事業価値を生むことができるという特徴があります。複雑に絡み合う様々な要素、技術的課題や事業判断、その一つ一つに丁寧に答えて行くことに加えて、総合的視野で全体最適を図ること、それがわたくしたちの会社の目指すプロフェッショナルです。

今日、グローバルな環境問題を抜きに石油天然ガス開発事業やLNG事業に取り組むことは許されない状況となりました。またエネルギー資源事業に携わる企業として、再生可能エネルギーなどの代替エネルギーとの競合、共存といったテーマも大きなアジェンダです。この難しい課題に果敢に挑戦し、新たな事業価値を生むための新たな事業分野への展開にもわたくしたちは取り組み始めています。これまでの知見を有効活用し広く社会貢献することを目指して、わたしたち三菱商事石油開発㈱は日々業務に取り組んでいます。

代表取締役社長関 裕之